「ビッグヤンク」に代表される「シガレットポケット」はまさに労働者が 汗を衣料に滲ませながら肉体労働に励んだシーンの中で生まれたものである。 肌着をとおして滲む汗は、楽しみにしている煙草の時間を妨げる大きな敵である。 シャンブレーシャツのポケットに直接煙草を入れていると、 すぐに湿気で煙草がだめになってしまう。このような労働者の声を聞いて、 当時のワークウェアメーカーは工夫を凝らした。 ポケットにマチを付ける事で煙草を湿気から守る特許も出願されている。 ニーズに応える形で機能性を追求するメーカーの 姿勢は当時消費者に高く評価されたに違いない。 この「ルーミーリチャード」というマイナーブランドも、前述と同じようなニーズを 受けて生まれた機能性を装備している。左側に付く「インビジブルシガレットポケット」 (目に見えないポケット)は二室になっており、フラップ付きポケットへ 煙草を入れると湿気らないようになっている。 右側に付くポケットは大きく傾斜がついており、 これも手が入れやすいとして設計されたと考えられる。 ● HC-230 1930's Roomy Richard Cigarette Pocket Chambray Shirt O/R ● SIZE 36 ・ 38 ● 価格 20,000 YEN + 税 在庫につきましてはお問い合わせください。